5月病に負けない!やる気が出ない・眠れないときの心と体の整え方

新年度から約1ヶ月。
桜の季節が終わり、新緑が広がる5月。
美しい季節のはずなのに、
- なんだかやる気が出ない
- 眠りが浅くて疲れが取れない
- 気分が沈みがち
そんな心と体の不調を感じる方が
多くなるのもこの時期です。

いわゆる「5月病」。
若い人に多いイメージがありますが、
実は年齢に関係なく起こります。
特に女性は、
ホルモンバランスや
気圧変化の影響も受けやすく
自律神経が乱れやすい
傾向にあります。
そもそも「5月病」とは?
医学的な病名ではありませんが
4月からの環境の変化や緊張
頑張りすぎた心身が
一気に疲れを出しはじめるのが5月。
真面目でがんばり屋さんほど、
気がついたら
「何もやる気がしない…」
という状態に。
- 朝起きるのがつらい
- 気分が落ち込む
- お腹の調子が悪い
- 涙もろくなる
- 眠っても疲れがとれない
これらは体が出している
「大切なサイン」。
まずは、自分を責めずに
受け止めてあげましょう。

東洋医学では「気」が落ちている状態
東洋医学では、
この状態を「気虚(ききょ)」や
「気うつ(きうつ)」と捉えます。
気とは、元気・やる気・活力の源。
それが不足したり
巡らなくなることで
体も心も重だるくなるのです。
また5月は「肝」の季節。
ストレスが気の巡りを妨げることで、
肝の働きが鈍り
不調が出やすくなります。
5月病の予防&改善におすすめのセルフケア
🌿 1. 頑張らないことを決める
やる気が出ない=ダメではなく、
「今は充電期間」と捉えましょう。
🌿 2. 朝の深呼吸やヨガでリズムを整える
太陽の光を浴びて、
交感神経を自然にオンに。
軽いストレッチや深呼吸でOKです。
🌿 3. 香りで心をゆるめる
おすすめアロマ:
ベルガモット、ラベンダー、ネロリなど
🌿 4. 自然にふれる時間をつくる
裸足で土に触れる「アーシング」や
外でお茶を飲むだけでも効果的。
🌿 5. 誰かと話す
誰かと話すことで、
気持ちがふっと軽くなることもあります。
ヨガで整える「心と体の居場所」
「健康寿命サポートヨガ」では、
季節に合った呼吸・動き・香りを取り入れ、
五感からアプローチして心身を整えます。
「思うように動けない日があってもいい」
「今日は呼吸だけでも大丈夫」
そんな自分をゆるすヨガの時間は、
何よりの心の養生になります。

最後に
5月病は「心の風邪」。
がんばりすぎず、焦らず、
自然の流れにゆだねながら、
少しずつ整えていきましょう。
風のように
やがて軽やかになれる日がきます。

シャンティビージャ
星弘美