新月と満月、ヨガのムーンデイとは。月とからだの関係と新月の過ごし方

こんにちは。星 弘美です。

明日、7月14日(火)は新月です。

新月を迎えるのは、18時44分ごろです。

新月と満月には、どのような意味があるのでしょうか。

また、ヨガの世界で大切にされてきた「ムーンデイ」とは、どのような習慣なのでしょうか。

この記事では、新月と満月の違い、月とヨガの関係、月が人間のからだに与える影響についてお伝えします。

明日の新月を、穏やかに過ごすためのヒントもご紹介します。

新月と満月とは

新月は、地球から見て太陽と月が、ほぼ同じ方向に並ぶときです。

月の明るい面が地球とは反対側を向くため、空を見上げても、月の姿はほとんど見えません。

一方、満月は、太陽と月が地球を挟んで、ほぼ反対方向に並ぶときです。

月の明るい面が地球のほうを向くため、丸い月として見ることができます。

月は、新月から少しずつ満ちて満月を迎え、そこから再び欠けながら、次の新月へと向かいます。

約29.5日かけて、この周期を繰り返しています。

私たちの暮らしの中でも、新月は「始まり」、満月は「満ちるとき」として、古くから節目のように考えられてきました。

ヨガと月の関係

ヨガの伝統では、太陽と月を象徴的にとらえます。

太陽が象徴するもの

  • 活動する力
  • 外へ向かう力

月が象徴するもの

  • 静けさ
  • 休息
  • 受け入れる力
  • 自分の内側へ向かう意識

ヨガでは、どちらか一方だけを強くするのではなく、太陽と月、活動と休息、からだと心、その両方のバランスを整えることを大切にしています。

「ハタヨガ」の「ハ」は太陽、「タ」は月と説明されることもあります。

これは、現代医学や天文学の説明ではありません。ヨガに受け継がれてきた、象徴的な考え方のひとつです。

新月と満月に休む「ムーンデイ」とは

ヨガの世界には、新月と満月の日に通常のアーサナ練習を休む「ムーンデイ」という習慣があります。

特に、アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガの伝統では、新月と満月を練習のお休みにする教室があります。

アシュタンガヨガは、週に何日も継続して行う、運動量の多い練習です。

そのため、ムーンデイには、次のような意味も含まれていると考えられます。

  • からだを休ませる
  • いつもの練習から少し離れる
  • 自分の内側を静かに見つめる

ただし、新月と満月には、すべてのヨガを休まなければいけないということではありません。

ムーンデイは、ヨガ全体に共通する決まりではなく、特定の流派や教室で大切にされてきた習慣です。

現在では、新月や満月の日も、通常通りレッスンを行う教室が多くあります。

新月や満月に合わせて、次のような穏やかな練習を取り入れることもあります。

  • 呼吸法
  • 瞑想
  • リストラティブヨガ
  • ヨガニードラ
  • やさしいストレッチ

月の日だからと体調を決めつけるのではなく、その日の自分のからだや心を見ながら、練習の内容を選ぶことが大切なのだと思います。

月の引力は人間のからだにも影響するのか

月の引力が、海の潮の満ち引きに関係していることは、科学的に確認されています。

そのことから、人間のからだも水分が多いため、月の引力によって体液が動くのではないかと考えられることがあります。

たしかに、私たちのからだには、血液やリンパ液、細胞の中の水分など、たくさんの水分が含まれています。

ただし、人間の体液は、海のように自由に動いているわけではありません。

血管や細胞膜、皮膚や組織によって区切られ、腎臓やホルモン、血圧、塩分濃度などによって細かく調整されています。

現在の医学では、満月になると血液やリンパ液が増えたり、月の引力によって体液が大きく動いたりすることは確認されていません。

また、新月や満月に、出産や死亡が必ず増えるということも、研究でははっきりと証明されていません。

月の影響を、必要以上に怖がる必要はないのですね。

明日は、かに座の新月

西洋占星術では、明日の新月は「かに座の新月」とされています。

かに座は、占星術の世界では、次のようなテーマを象徴します。

  • 家や家族
  • 安心できる居場所
  • 心の土台
  • 身近な人とのつながり
  • 自分や誰かを養うこと
  • 休息と回復

これは、科学的に証明された心身への作用ではなく、占星術における象徴的な読み方です。

けれども、月の節目をきっかけに、今の暮らしや自分の気持ちを振り返ることは、からだと心を整えるよい時間になると思います。

新月の日におすすめの過ごし方

新月の日だからといって、新しいことを始めなければと、無理に頑張る必要はありません。

まずは、次のことを静かに見つめてみてください。

  • 今の自分が安心して過ごせているか
  • からだや心に疲れがたまっていないか
  • これから本当に大切に育てたいものは何か

ヨガをする場合は、激しく動くことよりも、ゆっくりと呼吸しながら、からだをゆるめる時間がおすすめです。

新月の日におすすめのヨガと呼吸

  • 息を長く吐く腹式呼吸
  • 首や肩、背中のやさしいほぐし
  • 胸やわき腹をゆっくり開くポーズ
  • リストラティブヨガ
  • ヨガニードラ
  • 5分ほどの静かな瞑想

夜にはノートを開いて、「これから大切に育てたいこと」を一つだけ書いてみてはいかがでしょうか。

大きな目標でなくても大丈夫です。

  • もう少し、自分のからだを大切にする
  • 安心して休める時間をつくる
  • 身近な人との時間を大切にする
  • 自分が心地よく働ける形を整える

そんな小さな思いで、よいのだと思います。

月の周期を、自分を見つめるきっかけに

新月だからといって、必ず何かが起こるわけではありません。

新月や満月によって、体調や気持ちを左右されるのではないかと、不安になる必要もありません。

月の周期を、自分のからだと心に、そっと意識を向けるきっかけにする。

明日は、外へ向かって頑張る前に、自分が安心して戻れる場所を整える一日にしてみてくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

星 弘美

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